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NARUTO 27号感想
 
No.402 最後の言葉
焦がれて捨てられずでももう帰れないと封印したあの場所は、ついぞいままで振り向けばすぐそこにあったことを、ただ自分だけが知らずにいた。
これはまさに火曜サスペンス劇場でよく見る、崖の上で後悔に泣く悲しい犯人です。でもあの犯人たちは崖の上がゴールですが、サスケはそこがまたスタートラインになった感じですね。
でもって改めて、思った事があります。
今、サスケの近くには本気で怒って叱ってくれる大人がいないんだ。

とりあえず先に!チャックは下まで・胸途中まで開けてるのね、メモメモ

だめだ。
わたし今週なんかもういろいろともうべっこりです。背景兄弟仕様でお送りします。
いつも原作がどう進んでもいい心積もりで読んでるつもりなんですが、そんなのは驕った思い込みだったようです。ちょっと今週、爆撃デカすぎた。


●家族の回想
ちょっとおおお積み木で遊ぶサスケとか反則だろおっていうかちょっと、サスケでかすぎじゃないかこれ何歳だ!、まだアカデミー入る前のサスケとアカデミー生のイタチなんであればギリギリでも7歳と、に…さい?うちの弟はふたりとも2歳時は確実に宇宙人でした(唐突ですが私は6人兄弟です)でも2歳じゃないとしたらイタチは7歳でアカデミー卒業という設定はなかったことに…!
ま、まあでもマンガだしね!もう何歳でもいいよ!だってかわいすぎるよサッケ…!!あのね父さん!兄さんとかくれんぼしたよ!でも兄さん分身の術使って逃げたんだよ!それってずるいよね!?ってなにこのかわいい生き物なんでもかんでも兄さん教えて!教えて教えてー!ってもうこれでもイタチが弟溺愛なのはえらい。見てる分にはかわいいけど弟だった場合わたしだったらちょっとウゼエと思ってしまいそうだなごめん…イタチはよくできたお兄ちゃんだ。
絵柄が変わったからしょうがないんですが17巻のサスケが一番幼く見える。ううむかわいい。
フガクが若くてかなりうきうきします。

●相思相愛兄弟
ほんっと、サスケは兄貴大好きだったんだな。
ほんとうに大好きだったんだな。
そいでもってイタチもほんっとに、サスケのこと大好きだったんだな…
幼少にこんな生き生きした過去を持っているサスケは、そういう過去を知らないナルトがなんで自分にこだわるのか本当にわからないんだろうな。ナルトがその過去を失くしたサスケの想いをわからないように。


●イタチの最期の言葉

つまり最後は、目を抉るんではなく本気でデコトンだったんだ。
しかも笑顔で。笑顔で。満面の笑顔で!!!
サスケの中の兄が兄としてもっとも兄らしい最後の言葉でした。
「これで最後だ」は、邪なものを抜いて力を授ける「仕上げだ」という意味合いと共に、オマエに修業つけられるのもこれで最後だ、って意味なんだろうなあきっと。ああ…
もう私、何もいえないです。胸がいっぱいすぎて何もいえないです。
いろいろと辛い悲しい後悔いっぱいあるけど、最後の最後でこの兄の姿を見られたサスケは、そこんとこだけでも幸せだろうなと思う。思いたい!
でもって最後にサスケと戦えて、これを言えた兄貴もきっと幸せだったと思いたい。
この兄の最後の言葉がわかった今、あのあと倒れる前のニヤリとしたサスケを想うと、
わーーーーーーーん


●泣くサスケ

わたしではKISHIMOTOサスケの慟哭を微塵も再現できません
前ページの笑顔イタチから、ぎゅっと目つむって泣くサスケのつなぎで、頭痛くなるくらいああああ兄弟イイイ!!となりました。とんでもない後悔です。
いままでで一番辛い。NARUTO読んできて、いままでで一番辛い。
それでもいままでで一番、心にきました。この涙はあの夜から封印してきたサスケの本心だから!

散々サスケ泣けばいいのにと終末の谷から言ってたわけですが、
彼が泣くことがこんなにダメージだったとは…
思いのほか ものすごい魂削られてしまって ヨレヨレに
それでも、泣けてよかったねサスケ、と思う!

いろんな後悔とか、懐古の念とか、これまでの想いとか最期の兄貴の言葉とか自責の念とか、 いろいろあっての涙だと思うのですが、…いやサスケの涙の理由をナンタラとイチャモンつけたいわけじゃないんですが、とにかくイタチへの想いあふれた涙を流したこのあとが「木の葉を潰す」という破滅的な結論なのかというのが、実に辛い。
サスケがそういう決断をしてしまうのも、実にしかたないと思う。彼がこんなふうに泣くくらいそれはくやしくて悲しくてどうにかしなければ気がすまないことだってわかる、
でも今のサスケは最大目標だったイタチがいない状態で、はじめて自分自身の考えを殺さずに歩みだせる状態にも関わらず、そのへんの葛藤をみじんも見せず結局「強い思い」の種類が兄貴復讐劇のそれとあまり変わってない(=つまり成長がほとんどなかった)描写に、めずらしく割り切れない位ガックリときたわけであります。
兄弟愛のどうしようもない想いとかまだ子供だからとか、そういうのを加味してもサスケが見ている世界は明らかに狭すぎる。個人の感情だけで動く復讐劇は虚しいだけだって、木の葉でカカシに言われたの覚えてないのか!それで実際虚しい事からは逃げられなかっただろうに、サスケー!
いつまでも安らぎを求めない、幸せになる事も自ら受け入れようとしないサスケの幸薄い性格が不憫でたまらないです。こんな、ずっと仇討ちの人生なんてさあ…!ほんとおま…
それでも、笑顔の兄貴の最後の言葉と、それを思い出すサスケの泣き顔を読み返してると、ああもういいよ木の葉潰しに行きなさいサスケ、とついつい思ってしまう。
がっくりしつつ、今のサスケはかわいそうすぎてそんな建設的な決断求めるのは酷に思えてしまう。
そして相変わらずわたし本気すぎてちょっとやばい。いやかなりやばい。
いますぐあたたかいスープ作って崖の上の犯人に届けてやりたいです。
二次元じn

●木の葉を潰す
そんなわけで以下、叫びからはじまる私の葛藤です。

バカタレがーー!!

(深呼吸)
上でうだうだ言っていますが、
こんな辛い想いを抱えたままじゃ、何かにすがらないと生きていけない気持ちはわかる。
だから心に穴が空いた状態でマダラの話を信じてしまうのもしかたないと思う。
何より兄が自分へ向けていたのはずっと信じていたかった愛情であった事を、イタチの死の間際に自分で確認してしまったからこそ、それらを信じることすら許さなかった元凶に対して仇をとりたいと思うのも当たり前だ、そらしかたないと思う。
うちは一族を誇りに思い続けてきたサスケだから尚更だろうし、もう一生謝ることも償うこともできないからこそ、「何もしないでいる」ことはできないだろうと思う。いまできる何かをしてないと自責の念につぶされてしまうかも知れない。
結局のとこ、たとえどちらも悪くなかったと認識していても、それぞれの当事者からしたら無理にでも善悪をつけないとやっていけない事ばかりの世だ。
つまり一歩下がってみれば彼のこの決断は、むしろこう流れて当然ですよね、
それでもやっぱ
結論早すぎだって!!

ここで誰かが、「それをイタチは望んでいたのか?」とサスケに問いかけてやってもいいと思うんだけど、それを問いかけるにはイタチの真実を知っていないといけないわけで、つまりその役がマダラしかいないこの空間には誰も彼を止められる人間がいないってことで…
イタチが命を懸けたことは、サスケに木の葉を潰させる結論を出させることじゃなかっただろうって、なんで考えらんないのよサスケー!!木の葉もうちはもぶっつぶしたかったマダラの手のひらの上なのかもしれない、ってのを何で考えらんないんだよー!
いやいや、そんなことわかってて考えて考えぬいたけれど結局この結論が出たのかも知れませんが、こんな数日考えたくらいで…その感情的な結論は、あまりにも失くすものが多すぎるよサスケ…!もしかしてもう失くすものなんかオレにはなんもないとか思ってるのか?!バッカヤロオオあーもー誰か止めてやってェェエ
でもこんな風に涙を流しての決断だし揺るがなさそうだ。

とはいえ、
こんだけワーワー言っといてアレですが、もし私がサスケだったらやっぱ木の葉潰しに行くかも…と思ってしまう。これで黙ってるだァ?冗談じゃない。木の葉が木の葉だけで作ってきた里じゃないだろう、なのに正義を謳えるのは自分らだけとはどういう了見だ。兄貴が自分のために木の葉でのどういう立ち位置を用意したかなんて、そんなん正直どうでもいい、「そういう事」を兄が考えなくてはいけない状態の元凶を作った木の葉が全て悪い。兄が守ったものは自己保身の実にくだらない里だった。こんな下らぬ里での地位名誉なんていらない。オレがしたいことはただ一つ、元凶ごとリセットすることだ。それこそが悲しい犠牲者の兄貴が殺せなかったオレができる、兄への唯一の弔いだ。
…って、思っちゃうのもなんかわかる。だからこそ辛い!
でもその答えにはまたしても未来がないよサスケー!
だからこそ、彼に落ち着け、もうちょっと考えろ、何より耐えろ、それこそが弔いだろって言ってくれるような人が今ここにいないのが残念でたまらない、そしてあまりにも自分を大切にしないサスケが不憫でたまらないです。
とりあえずだれか…あたたかいスープを…

とか何とか思っておいて、実はこれこそがサスケが読者まで欺いてマダラを利用するような行動だった、とかだったらどうしよう。サスケにとっては木の葉潰したいのは本心だろうけどマダラだって「味方」にはなってないだろうしな。すべては戦略だった!なんて!まさかね!

まあ何を言っても今後この決断をしたサスケがどうなるのかを見守ることしかできないので、あとはイタチがナルトに話したことに救いを願いたいところです…
なんだろう…何言ったんだろうイタチ…、「弟を頼む」系かなと思っていたのですが、このたびサスケに対しての最後の言葉がそこからじゃ何か他に真実があるようには思わせない、弟への精一杯の愛の言葉だった事を考えると、弟を頼むとかそんなじゃなく、なんで弟にこだわるのかを聞いたら兄弟みたいに思ってると言い放ったナルトは今後サスケと良くも悪くもつながりが切れないだろうと踏んで、「万が一真実が知らされてしまい事態が最悪へ傾いたとき」(=つまりサスケが木の葉の敵になったとき)にナルトがどうしたらいいか、みたいなことを教えてたりしませんかねえねえねえハァハァ、つまりそれを聞かされた時点ではナルトには理解できなかった何か…、たとえば
「サスケに鍵を使わせるな。鍵は君自身が使うものだ」
とか、逆に
「鍵を回すときは、サスケに力を借りろ」
とかとかとか。使わせるな…より一緒に使え、のほうがロマンだな。そしてそれこそが、無意味なことをしない四代目がナルトに完成させてほしかった術だったりすると、いいのに!

●小隊「蛇」改め「鷹」
  タ  カ  !!!
猛禽類大好き!いやそれはいいとして、サスケ隊じゃまずいのか。あっ、身元がバレるような名前じゃいけないのか…
「我々は蛇を脱した」…さ、さすけ!実に君らしいな!
でも蛇改め鷹の皆様を、捨てずに連れて行ってくれて嬉しいです
それよりも逆に、鷹の皆様がサスケを見限ってないのが嬉しいです。。

●サスケの新しい万華鏡写輪眼
あたらしい模様でした。六方手裏剣?お花みたい!ていうかなんだろうこれデジャヴというか、…

…あっ…わかった…↓





血の迷いですごめんなさいニア大好きです。つーか彼女は花びら四つですよね!
ちなみに以下は、2005年42号感想で(カカシが万華鏡を初披露した回で)
予想してたサスケの万華鏡です

二個しか真面目に考えてないなこれ!アメリカンナイズが微妙にかすっている。
模様のほうが白ヌキ、って事でイタチともカカシともマダラとも違うみたいですが、なんか意味あるのだろうか。

万華鏡開眼したことで月読とか天照は使えるんだろうか、ていうかイタチの残した天照はあれ一回こっきりだったことになるのかな、うーんうーーん
そして何より、今のままじゃ失明のリスクは避けられないのかな!
あれ永遠の眼になるとふたつの模様が融合されるんですよね、てことは左目の兄の天照は結局一度だけの術だったのかなやっぱり。
サスケは万華鏡を開眼するのか、しないのか、とずっとウダウダ妄想しつづけてついに晴れて開眼したわけで、彼が万華鏡を開眼するときはもっと「キター!!サッケ開眼したヒョーウ!」くらいにテンション高いだろうと思ってましたが、なんか逆に寂しい感じです。なぜだ。
万華鏡写輪眼を開眼したサスケは、呪印がついていたころよりきっと強くなっているんだろうと思うとちょっと怖いです。つまりそれはイタチを超えている強さかも知れない!今のサスケに勝てる忍者はいるんだろうか…、そう考えるとこのサスケと、へ…じゃなくて鷹の皆様とマダラと残り暁の皆様?が一丸となったら、木の葉は簡単につぶれてしまう気がしてなりません。

●ていうか鬼鮫は!?
何事もなかったかのように水月いるけど!!ちょっと水月と遊んだだけでまた任務に行かれたのだろうか鬼鮫…!イタチさん死んじゃったの知ってるのかな鬼鮫…!!


もう何度も書いてますが、毎週これだけ「次週どうなるの?!」と思わせるマンガも本当すごいと思います。来週どうなるんだ…!そろそろナルトサイドに話戻るんだろうか、自来也の件もコナンペインもカエル巻物蔵入りの件もそのままだしな!自来也のことを聞いたナルトもですが綱手も心配でたまらん…!
そして「木の葉を潰す」の内訳ってなんだろう。これまで殺しを避けてきたサスケですが、もうそんなことどうでもいいんだろうか。それとも潰すってそういう意味でなくもっと「木の葉」として機能させなくなるような(たとえばトップを乗っ取るとか、吸収合併的な)方向から攻めるのだろうか、いやしかしサスケがそんなうまい世渡りをするようには思えないな…

これでますますサスケは木の葉に戻ってくることないだろうなと思えてしかないんですが、でもちょっと明るい見方をすればサスケが「木の葉を潰したい」のとナルトの信念「オレが火影になって木の葉を変える」は、うまいこと組み合うことができるんじゃない?つまりナルトがサスケに言えばいいよと思うセリフはこうだ。
「オレと一緒に、新しい木の葉を再建しよう」
マダラと柱間みたく二人で再創立者になればいいじゃないか!


冒頭にも書きましたが、ここでサスケに、心が弱ってる今だからこそ言う、おまえそれでいいのか?と強く言える人間がもしもいたなら、もしかしたら涙に続く答えではなくて涙を超えた答えが出せたかもしれないと思うと、なんというかやるせないです。
もしもなんて考えるだけ無駄なんですけども!
今回この決断をしたサスケを見てたら、自来也のもとで何年も修業して、コナンや弥彦を守りたいって気持ちを持っていた優しい長門がいつしかペインとなってしまったのも、もしかしてマダラのせいなんじゃないのかと思えてきました。つまり、今回のサスケと同じように暁結成するときになんかうまいこと訥々と語られて(お前たちが孤児になってしまったのは全て今の忍世界が悪い、と思わせるような方向へ)考えがとなりのレールに移ってしまったんじゃないのか、とか。
そう考えると、やっぱりマダラによるイタチの真実語りはやっぱりサスケが木の葉を潰す!と「自分で」思うための別レールを敷くためだったのかな、と思えてきますね、「おまえはそう思わないといけないんだ!」とマダラから言うのではなくて、サスケ自身に結論を出させることに意味があったとか。
いよいよマダラは悪質な悪徳商法業者であった!みたいな感じだな!優しそうなフリしてやっぱり相当なやり手なのかも知れない…「いやいや、だましただなんてそんな人聞きわるいなあ!ボクは本当のことをボクなりに話したまでですよう、決めたのは本人じゃないですか〜」
こ、怖いなマダラ…!(全部妄想)
なんにせよマダラはサスケに自分側へついてもらう必要があったのだろう→九尾および尾獣関連のことと木の葉崩しに万華鏡が自分だけでは足りないのかやっぱり。

とりあえずこれで次にナルトとサスケが再会するときは、はっきりと戦う理由を持っての再会になるんだろう…もういっそここまできたら、ナルトとサスケの本気のバトルが見たいです。
あいつらは戦ってこそナンボってのあるしな!
いつだって戦いと言う名のふれあいをしているしな!
でも先にダンゾウの部下であるサイとサスケが戦いそう!





↑ほんとは感想用に描いた絵じゃないんですが今週使わずしていつ使うと思い…!
早くサスケに安住の地が訪れる事を願ってやみません。
そして心から笑える環境が、今後また来ますように…!!!

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